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2016-04-07

THE OTATSU Vol.1|「フレンチの思想から生まれるタコヤキ」

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GUEST|成田寛(NARITA YUTAKA)

1月23日(土)、渋谷のFabCafe にて「THE OYATSU Vol.1」を開催。

第一弾は、中目黒「NARITA YUTAKA」の成田寛シェフが登壇。2013年、28歳の若さで個人店をオープンし、フレンチのクラシックな料理法や発想をベースにしながらも、柔軟に他ジャンルの要素を取り入れた”ニューフレンチ”を提供しています。

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料理人になるきっかけは、幼少期に見た『料理の鉄人』。調理をするシェフの姿に憧れを抱き、調理の専門学校へ進学しました。その後は、札幌「ル・ミュゼ」にて経験を積み、渡仏。当時1つ星だった「パサージュ 53」でセクションシェフとして2つ星への昇格を経験しました。さらに、渡仏中にはフランスの人々がレストランやビストロへと食べに行くことが日常に自然と溶け込んでいるフランスの文化を目の当たりにします。

そして、2013年に個人店として「NARITA YUTAKA」をオープンしました。一般的に、高級店という印象の強いフランス料理店。日本では、年に一度訪れるか、もしくはめったに訪れない特別な場所という認識が多く占めているのではないでしょうか。しかし、そういった旧来のフレンチとは異なり、日常の選択肢のひとつとしてフレンチを捉えてもらえるようにしたいと成田シェフは考えています。

日本の食材を活かした料理や味付け、価格、または、カウンターやソファ席といったお店の内装まで、フレンチへと気軽に触れることのできる入り口を用意する。そうすることで、年に一度ではなく、月に一度来てもらえるような身近な存在へとフレンチを変えています。

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そんな成田シェフのクリエイションの源は、「記憶」。 
メニューやコースを作るときにまずイメージするのは、これまでの経験してきた自分の記憶。例えば、旅行の途中に出会ったB級グルメや郷土料理、風景の記憶からインスピレーションを得ると言います。なるべく自然に記憶されていることから発想を得るために、アイデアのメモは取らないといったこだわりも。成田シェフが作る一皿には、生きていくなかで出会ったさまざまな記憶が表現されています。

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OYATSU|TAKOYAKI
白子をたこでサンドし、れんこん餅で包んで揚げた “たこ焼き“。白子は、生地代わりとなり、れんこんで包むことによって野菜の甘みやうまみが入って、見た目からは想像のつかない驚きのあるたこ焼きとなっている。

今回のOYATSUも、幼少期の記憶から発想を得たそう。
「小さい頃のおやつってスナック菓子ではなかったんですね。僕にとってのおやつは、冷凍の焼きおにぎりだったり、お好み焼きだったり、たこ焼きだった。メニューを作ろうと思った時に思い出したのは、お腹が空いたときに祖母が作ってくれたおやつだったんです。だから、昔からあるような、自分の祖母や祖父が食べていたようなおやつを作ろうと考えました。」

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成田寛(NARITA YUTAKA)
2010年、渡仏。当時1つ星レストランだった「パサージュ53」でセクションシェフとして2つ星の昇格に尽力。2011年2つ星レストラン「Jeanfrancoispiege」に引き抜かれセクションシェフとして勤務。本場フランスの星つきレストランでも通用する料理人となる。帰国後は某イタリアンの料理長を務め、同店にて東京カレンダーとのコラボでフレンチを提供。新たなお客様を開拓しファン層を広げた。

NARITA YUTAKA:www.narita-yutaka.com